Nagaiki-工房は、田舎の海辺の小さな村で、妻と2人で切り盛りする住宅工房です。
私達の娘が重度の喘息アレルギー疾患をもっていた為、我が子が安心して住むことのできる家をつくろうと、住宅工房を立ち上げました。
病院で過ごす入院生活が日常のような日々を長く送っていると、大切な人とありふれた日々を送れることの方が、奇跡なのだと思います。
家族と一緒にみんなでご飯を食べること。
テレビを観て笑い合うこと。
たまには、ケンカなんかして…。
そんな「奇跡のような時」を大切に包み込む、あたたかな家づくりを目指しています。
首まわりが伸びきってしまったTシャツ。
腰の抜けたカシミアのカーディガン。
どんなにヨレヨレになってもなかなか捨てられず、ついつい手をのばしてしまい、何年も着続けている、そんなお洋服ありませんか?
心地良いと感じるものは大切に丁寧に手入れをし、ヨレヨレになっても大事にしますよね。
住み心地良く、肌になじみ、丁寧に手入れされながら、大切に何代にも受け継がれていく。私たちもそんな家をつくっていきたいと思います。
一番大切なこと、
家は命を育む器であるということ。